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セラピストという生き方

執筆者の写真: YUDAIMONIA ホリスティックセラピーYUDAIMONIA ホリスティックセラピー

更新日:2019年12月16日

癒やし癒やされ生きる

海賊,パン屋さん,漁師,ミュージカル俳優,羊飼い,小説家,歌手,宣教師,翻訳家,あん摩マッサージ指圧師,合気道家,執事,大学教員,ヨガインストラクター,カフェのマスター...

ぼくの小さい頃からの夢を挙げるとかなりバラエティに富んでいます(笑)


ただ思い返すと、セラピストの本分である「癒やし」というテーマは常にぼくの根底に流れていたように思います。

この記事ではぼくがどのようにセラピストを志すことになったかと、ぼくにとってのセラピストという生き方について、かいつまんでご紹介させていただきます。


家族とマッサージ

ぼくのセラピストとしてのルーツは父です

うちの家族は祖父の代からの整体通い。生まれつきのストレートネックや身体の不調もあって物心がつく前からいろいろな施術を受けてきました。でもずっと一番好きだったのは父のマッサージ。プロではないですがすごく上手で、身体がつらいときにも何度も助けられました。

ぼくもマッサージするのも好きで、気付けばよく家族や友人の肩や足を揉むようになっていました。

最高のコミュニケーションツール


大学はアメリカでキャンプやライフコーチング、宗教哲学を学びました。実はぼく、中学生の頃にクリスチャンになっていて、元々は宣教師を目指して渡米したんです。別に家族が教会に通っていたわけでもないのにそういう世界に惹かれたのも、人一倍癒しを求めていたからかもしれません。4年間学んでキリスト教界は離れましたが、その経験も含めて大学で学んだことも追い追いセラピストの道に活かしていきたいですね。


大学時代、周りがほとんど外国人ばかりの留学生活でも、マッサージはとても良いコミュニケーションツールでした。ルームメイトが寝るまでマッサージしたり、仲の良い台湾人の友人と肩を揉み合いながら授業を受けたりしていました(笑)


就職活動とアロマトリートメントとの出会い

この仕事はなくならないと直感しました

帰国後は地元の青森県での就職活動が待っていたのですが、やりたいと思える仕事が見つからず結構迷走しましたね。マッサージは好きでしたし、以前から東洋医学への興味が強かったため、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を目指す道も考えましたが、大学卒業後すぐに専門学校にまた3年という選択には踏ん切りが着かず、消去法の末に地元の国立大学法人に就職しました。正直すごく恵まれた環境だったのですが、目の前の人の役に立ちたいタイプのぼくには案の定事務職は辛っかたです。3年はなんとか堪えましたが、働きたいと思える会社が見つかったのを機に転職しました。


その転職活動の最中出会ったのがアロマトリートメントでした。面接の前日にリラックスして眠れるようにと施術を受けたのですが、一度で惚れ込んでしまいました。肌に直接触れられて身体を預けることで心も開かれたのか、セラピストの方と随分深いところまでいろいろなお話をしたのを覚えています。第一志望の会社の面接直前なのに、施術を受けながらいつかこんな仕事がしたいと思いました。



シェアハウス専属セラピスト

癒やす以上に癒やされるんです

無事内定を頂き横浜での新生活が決まったぼくは、早速アロマトリートメントのスクールを探しました(笑)

ところがこれがなかなか男性を受け入れてくれるところがないんです。考えてみればそれはまあそうですよね。幸いメンズセラピスト専門のスクールが見つかり入校したんですが、正直ぼく自身も最初はおっかなびっくりでした。でも住んでいるシェアハウスの方たちが施術を受けてくれるようになって、すぐに懸念はなくなりましたね。


休みの日や仕事が終わってからよく施術をするようになって、面白いことに気づきました。アロマトリートメントって受ける方はもちろんですけど、やる方もすごく癒やされるんです。特に受け入れるのが上手な方の施術はやっていて本当に気持ちいいですね。ぼくは慢性的に寝付きが悪いんですけど、そういう施術のあとは嘘みたいによく眠れます(笑)

なにやらオキシトシンという所謂幸せホルモンが肌の触れ合いなどで分泌されるらしいのですが、これが施術される側よりもする側の方が多く出るんだとか。どうやら科学的にも根拠のある現象のようです。癒やしを欲しているみなさんはぜひ大切な人にマッサージをしてあげてください!




そんなこんなで新生活のスタートから約半年、たくさんの人に支えられて念願のセラピストとしての第一歩を踏み出すことができました。

いろんな方に施術をしていて思うのは、施術は「してあげる」じゃなくて「させてもらう」だなということです。もっと言うと一緒に癒やしの体験をつくっているイメージ。

だからYUDAIMONIAのサービスは「施術」や「レッスン」ではなくて「セッション」という呼び方を選びました。


「癒やしてあげる」じゃなくて互いに「癒やし合える」セッションをリードできるのが、ぼくのセラピストとしての理想の形です。

これまでのすべてに感謝を忘れずに、これから出会うお一人お一人にも感謝を持って、セラピストという生き方を追求していきたいと思います。

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